ランドーナー風に改造

お客さんが若い頃に乗っていた自転車のフレームを塗り替えて保管されていました。
パーツは、現在のもので組み立てサイクリングしたいと言う意向でランドナー風に仕上げました。

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フレームはかなり古いが塗り替えられて保管されていたので、内部の錆もありません。
でも、今のパーツを組み付けるのに、フレームを少し改造しました。

バックエンド巾が123mmだったものを130mmに広げました。
クロモリの薄いチューブでないと広げても大丈夫ですね。
ダウンチューブに付いていたポンプペグを削り取りました。

BB側のバンドタイプのワイヤーリードが付いていたものと思われますが、
持っていないので、BB下にM5のタップを立てて、現行のアウター受けを取り付けました。

それにしたがって、チェーンステーのリヤディレーラー用のアウター受けが上部に付いていたので、

削り取ってバンドタイプのアウター受けを下方に取り付けました。

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当然、変速レバー用の直付け台座は付いていません。
バンドタイプのものを付けてアウター受けにしました。

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Topチューブのブレーキ用のアウター受けが右下方に付いています。
削り取ってバンドを使う方法もありますが、塗装がしてあるので削り取るのも大変です。
出来る限り削るのは、最小限にしました。

その結果、ブレーキの選択肢が少なく、ALHONGAのクイックレリーズなしのものになりました。
タイヤを32Cにしたのでタイヤの抜けが???でしたが、お客さんに教えられて、
シマノ製のアウターに使うQRを取り付けました。
組み付けて、がっかり!!!
QRを解除しても、タイヤは外れず、ブレーキのアウター受けを締め込み、

QRの調整ボルトも締め込み、かろうじて外れます。

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いろいろありましたが、これでサイクリング楽しんで頂けそうです。