ペタルの調整レンチ作成

ルノーMACH9に付いていたペタルは、左右で約270gと
結構軽く、仕上げもそれなりに綺麗です。

しかしそのまま使うには回転があまりにも硬くて
虫食いがおきそうで、調整しようとしました。

ところが構造が昔からあるペタルの様に耳付き座金が
入っておらず調整には専用のレンチが必要です。

しかし、玉押しが対辺12mm固定ナットが10mmというもので、
シマノから販売されているレンチ13*10の物は使えません。
仕方なく作ろうと採寸しましたが、かなり作るのが難儀そうです。

まず、12mmのボックスレンチを焼きなまし、旋盤で先端の
12mmを使う寸法のみ残して、10mmのボックスが入るように、

尚、外径もボディーの内径に合わせて加工しました。
次に12mmのボックスレンチに柄を付け、先端の対辺12mm
の部分を焼き入れして完成です。

ペタルの回転を調整したら、かなりスムーズで工具を
作った甲斐がありました。